「静かに、自然にレイプ的」セックスしたくない女性について。【改訂版】
第15話。
ぼくの知り合いに「ほとんどセックスをしないカップル」がいる。いわゆる「セックスレス」知り合いの男性は「いや、俺はしたいんだよ」と言う。
相手の女性に、拒まれるのだそうだ。はたからみれば仲は良いし、休日などはほぼ一緒に行動する。超仲良し!我らとは大違いです。(でもベッドの上では仲良しです。あ、あくまでぼくサイドからみたらですが。)
(ベッド上において)「女性に拒まれる」ということは、ぼくの経験のみでいえば「よくある」これも考えてみれば前話の、「すべての女性に肯定感を。」に通じる気がするのです。男は単に「セックスしたい」から、女性からすると「そんなのやだ」となるのでは…
ある女性と結婚して子供を授かれば特に顕著にあらわれる。
以前、妻に聞いてみたのです。すると、
「気持ちがのらない」のだそうです。
おやっ、何か引っ掛かるぞ。直感は常に正しいものだ。
恐らく、「セックスレス」は女性が「のらない」(その反対に男がのらないのであれば、女性の皆様は新しいセックスパートナーを見つけてください。人生は一度きり。性の快楽に浸れる時間もそう長くはありません。)男性が「ちぇっ」とふて腐れて自分の布団にくるまる。或いは部屋を出て、スマートフォンでAVを見て、射精する。ティッシュの破片をかりくびにくっ付けたままベッドに戻る。相手の女性爆睡。もしくは、寝たふり。
(むかし、むかし、ぼくも両親のセックス中、寝たふりしました。うぐっ、それた)
セックスしないまま終了。そして夜が明ける。
繰り返し。そのうち、男性もセックスをしようとすら思わなくなる。セックスをパートナーに拒まれると、自尊心が減るから。ダメージを負うから。
「セックスレス」完成です!
ぼくは、だから、特に子供を生んだばかりの頃の妻に、できるだけ、丁寧にセックスしました。それこそ付き合う前の女性を口説くかのように。
男女間のセックスの差に、「沸点の違い」があるようです。また「熱伝導率」も。
そう、女性は本質的に、「沸点」が高い。また、「熱伝導率」が悪い。ただし、一度熱を持つと冷めにくい。うぎぎ、全く男女は反対ですな。
このポイントを頭に入れておくのです。
長く付き合っていたりすると、いきなりおっぱいを揉み、乳首をつまんだり、更には、最初から下半身を裸し、おまんこに指を突っ込んだりする「とんちきやろう」も多いようですね。きっと、ぼくの知り合いもそんな感じにセックスをはじめようとするのではないか。まるで、「レイプ」か。「静かに、自然にレイプ的」はたまたまるで、「ダッチワイフ的」あ、今風に言うと「セックスドール」か。何だか、妙にしっくりくるなあ…
男性に言いたいのは「いや」は「したくない」ではなくて、準備不足なのですよ。「してもいい」や「したい」と相手の女性が思うような演出やセックス前の暖かいふれあい、愛情を込めた抱擁をしたのですか?と。
ただ「嫌だと言われてさ」とか、笑ってる場合じゃねえんだよ!クソが!
うぐっ、また口が滑ってしまいました。
「セックスレス」で自分が欲求不満なとき、相手はもっともっと不満に感じている。そして、「セックスに不満」がすりかわって、暴走して、女性は理解に苦しむおこりんぼうと化す。
そうなる前に、相手の女性の肩や腰のマッサージでもして、背中の痒い所を掻いてあげたりしてから、少しずつ、辛抱強く、女性の望む快感を与えてあげましょう。
「セックスレス」になんか、なるわけがないと思うのです。ぼくは。(健康体の男女であれば)
男の忍耐力不足、勉強不足、女性本位思考不足!
ううん…謙虚にならないと…
女性の皆様へ:読んで頂いていること事態が大変に光栄で、本当に嬉しいです。「毎日の♥️セックス学Sexology of everyday life」は、s.o1983という、「33歳の男」が書いています。そこで、様々な経験をお持ちの女性の皆様から、貴重なご意見を伺いたいと以前から思っておりました。
これからのぼくと、「毎日の♥️セックス学」を読んで頂いている素敵な皆様との「セックス学の礎」として共有したいのです。
ぜひ、ご教示ください。
今回もありがとうございました。
第15話。おしまい
s.o1983