36歳、浮気なぼくら

ビートニクの生き残りSeiyaの放浪文集

「良い行動とぼくの美意識」


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死ぬのです。近い将来。それほど時間はありません。

あ、以前「ファントムメナス」という回で書きましたが…

 

第24話。

 

こういう現実から、目を反らさず生きると、自分の本来の姿が見えてきます。

あるはてなブロガーさんが「セックスの解放的な、肯定的な快楽を知らずに死んでいく女性は一定数いる」という記述を読んで思いました。いや、いっぱいいる気がします。

 

歴史や文化は女性の為にはありませんでした。近代にいたるまで。

その近代ですら案外疑わしい。

 

小沢建二さんは「流動体について」で、「神の手の中にあるのなら、その時々に出来ることは、宇宙の中で良いことを決意するくらいだろう」と歌いました。

 

ぼくはこのフレーズが、心の真ん中に突き刺さった。

 

死ぬのです。近い将来。

 

そう思うと、「むちゃくちゃやらなきゃ」って決意します。

 

三島由紀夫のように「行動主義」で生きたい。

そして、小沢建二の「ラブリー」のように「生」を感謝し、一生懸命生きたい。

生を肯定し、幸せをそのまま受け取り、愛を伝える。そして死ぬ。

 

余計なものはできるだけ受け入れずに、楽しいことに猛進する。しかない。

 

 

ぼくは「楽しく」という同じ硬貨の裏表に「死」を常に意識しています。

 

死は終わりで、終わりに美学を設定してはいないのですが、その分、生に美意識を持って生きたいと思うのです。

この文集もその一部です。

 

今の現状に感謝して「むちゃくちゃ」を「懸命」に生きる。

死を与えられるまでの暇潰しだからこそ、何でもアリだからこそ、もっともっと自分の人生を追求して、美意識を持って、ただなんとなく生きない。

 

歴史や文化は、怖い、冷たい、人間の澱を見せる。

人間は人間を苦しめ、殺す。女の子はレイプされる。そして殺される。赤ん坊は壁や地面に打ち付けられ死ぬ。簡単に。あとは、生ゴミの山に火をつける。

 

 神さまに祈ったところで、とんでもない暴力の前にはただ死ぬしかないのです。歴史はあまたの女性が教会で、神の前でレイプされ、殺されてきたことを伝えます。

 

ぼくにはシンプルな答が視えてます。

生きていることを懸命に、美意識を貫く。

 

現実や社会は残念ながら変わりません。

当然歴史も変わりません。

また、歴史は目の前にはないのでただぼくらは、与えられる小さな世界で奔走するしかない。

 

自分の人生の意味がわかってくるのは楽しいし、嬉しいです。

 

みなさん、勇気を出して歩かなくちゃ!

 

酒を浴びて、セックスの奉仕する。

サーフィンする。ご飯つくる。

寝る。ゴミ捨てる。子供たちに愛を伝える。

「むちゃくちゃ」する。後悔のないように。

 

自分の人生に嘘をつかず、良いことを決意して行動する!

 

皆様も是非良いことを決意して、前を向いて、太陽を浴びて、雨にうたれながら進みましょう。

 

人生は多分短いのだから。一生懸命「他人からしたら馬鹿らしいこと」に「生」があるように思います。

 

考えたように、思ったとおり生きます。

多分、躓く。

それでいいです。

行動は変化のきっかけで、「生」そのものですね。

 

 

第24話。おしまい。