36歳、浮気なぼくら

ビートニクの生き残りSeiyaの放浪文集

今の世界、社会の方向が不自然。それでも楽しく、生きる。

第21話。


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夢を書いたり、空想したり、妄想したり、夢想するのが好きな人は、「大人」になってしまうと、どこか「ズレる」煩わしいことを全く関係ない人に言われたり、悪意に攻撃されたりする。ふうっ

 

ぼくは、そんな攻撃的な、彼らの気持ちは、(寛容なのか、無関心なのか、「彼女ら」からはあまりない)わからない。

 

逆に、

「なぜ、そんなに現実というか、現状の中に執着するの?」

と思ったりする。

そんな中の、「ある彼」の言うことは、ぼくからすれば、退屈だ。

彼からすれば、ぼくの話は、

「そんな話程度」「大人になれ」「夢みすぎ」とか…

 

ある彼の話を聞いていると、「恐れ、怖れ」が支配しているように感じる。

そのわりに尊大である。ふうっ

 

恐れや、怖れは誰にでもついて回る事だと思うのですが、思考のパターン、ロジックが、社会的な不安感に覆われて、偏ってしまうのかも。

 

大型のカッコいいバイクを買い、高品質のロードバイクに乗り、無駄にデカイアウトドア系の車を乗り回し、(本人はアウトドア派ではありません)余計なリフォーム、挙げ句マイホーム購入と、何だか「金、買う」の連続!すごいと思うし、立派な事ですが。

 

ぼくが引っ掛かるのは、その彼がとても楽しそうに見えないことなのです。

 

まるで楽しみを探すように、モノを買っているようです。

本人の人生なので、ぼくは、それでいいと思うのですが、その彼は、富によって、おおらかに、愉快になるどころか、どんどん、攻撃性を宿し、シニカルになり、排他的になっていきました。

本当に、本当に、残念でした。

 

楽しむのも、「技術」なのかもしれません。

厳しい社会に、その思考に覆われてしまうと、本来、人が普通に持っている、「好奇心」や「想像力」は、力を縮めてしまうのでしょう。

 

セックスもそうで、原始的な事は、シンプルに真実です。

「夢想、妄想」するのも、原始的です。

 

こうやって、歴史はあって、ぼくらがいる。

生きている。好奇心を持つと、新しい「夢想、妄想」が沸き上がる。自然に。

雑草の力強さのように。

社会は、確かに除草剤を容赦なく撒き散らす。

前にも、書いたのですが対抗するには、「原始的な事」です。シンプルな心にあります。快楽にあります。愛情にあります。

 

今の世界、社会の方向こそが「不自然」なのです。

 

しかし、現実に生きなければならない、諦めちゃいけない。ふうっ

 

だから、対抗する。人がつくる素晴らしい、偉大なものである「文化」が、対抗であるように。

 

弱くても、傷ついても、楽しく、快活に、夢想して、想像して、期待する。快楽をおおらかに感謝する。

 

第22話。おしまい

 

Sexology of everyday life/seiya*♥️

 

ありがとうございました